カフェ＆コワーキングスペース「CLIP」

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阿倍野・昭和町駅前にカフェ＆コワーキングスペース「CLIP」が間もなくオープン　「街づくりの活動拠点」に

　大阪メトロ御堂筋線・昭和町駅前に8月27日、カフェ＆コワーキングスペース「CLIP（クリップ）」（大阪市阿倍野区）がオープンする。
　
　同駅前の大きな時計が特徴のビルに開業。1階がカフェ、2階が一時利用できるコワーキングスペース、3階が固定デスクが借りられるシェアオフィスで構成する。映画上映会、ワークショップ、セミナーなどのイベントも開催する予定という。
　
　今回のカフェ＆コワーキングスペースの開業は「街づくりの活動拠点としての場作り」「地域の情報発信の拠点」などを活動目標にしており、「街でふれあう」がコンセプト。地域住民とクリエーターの交流が生まれる場所を提供するのが狙いだ。

　運営会社のCR-ASSISTは、昭和町かいわいで毎年4月29日に開催されている地域イベント「どっぷり、昭和町。」の事務局、街のファンクラブ「あいらぶ、昭和町。」の運営、フリーペーパー「すいむすむ」の発行など、これまで地域に根付いた活動を行っている。

　今回の開業について、CR-ASSISTの四井恵介社長は「地域の飲食店にハブになるようなものを作りたかった。外からフリーランスのようなデザイナーさんやライターさんなどがこの場所で仕事をすることで、街の仕事をここに発注するような。ここのカフェで食事する必要性はあまりなくて、外から来た人が地域全体のお店に散らばってほしい。将来的にはここで働く人がこの地域に引っ越してきて、事務所を構えるとか理想」と狙いを明かした。

　珍しい試みとして、「毎日は無理だけど、2階のコワーキングスペースで水曜日は子連れOKみたいな日を用意できれば。子育て中だけど働きたい人も多いと思う。働く人から見える位置に子どもエリアを作り、安心して仕事ができる環境になれば」とも。

　カフェでは、週1回のポップアップショップとしての利用者も募集。「たとえば毎週水曜に営業して、半年後にこの近くで店を出すとか、スタートアップになるような人に利用してほしい」と期待を寄せる。

　
　クラウドファンティングでの支援を受け付けており、お得なコワーキングスペース利用券、カフェ利用券などのリターンを用意している。8月23日まで。

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