JR西日本が「225系」144両投入　国鉄時代からの「201系」は運行終了へ

　JR西日本は2月19日、JR京都・神戸線などへの「225系」の新製投入と「223系」への車内ディスプレイ設置による情報提供の充実を図ると発表した。
　
　「225系」の投入に伴い、現在主にJR京都・神戸線の「快速」で使用している「221系」は、順次、大和路線・おおさか東線で使用していくこととし、国鉄時代から使用している「201系」は全ての車両の運行を終える予定という。「中期経営計画2022」に掲げる「近畿エリアの鉄道事業戦略において、安全で安心、信頼される輸送サービスを通じた、線区価値向上を図る取り組み」の一環。

　「225 系」は144両を投入。主な特徴は、機器の二重系化（ATS ・パンタグラフなど）、各車両への車いす・ベビーカースペースの設置、車内ディスプレイによる多言語案内など。投入時期は2020年度から2023年度。

　JR京都・神戸線などを走行する「223 系」への車内ディスプレイは、運行案内、輸送障害時の運行情報、広告を表示する。設置時期は2020 年３月中旬以降～ 2021 年度。