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「瀬戸内国際芸術祭2025」に近畿大学総合社会学部生が参加 女木島・鬼ヶ島大洞窟で「エコー遺産アカペラライブ!」開催

リリース発行企業:学校法人近畿大学

過去の「エコー遺産アカペラライブ!」の様子(2025年5月 大阪府立中之島図書館)
過去の「エコー遺産アカペラライブ!」の様子(2025年5月 大阪府立中之島図書館)

近畿大学総合社会学部(大阪府東大阪市)総合社会学科社会・マスメディア系専攻教授 村松秀とゼミ生は、国際的に知られる現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2025」に参加し、香川県女木島の鬼ヶ島大洞窟で、同ゼミが取り組む企画「エコー遺産アカペラライブ!」を開催します。本企画は芸術祭の公式アートツアーの企画の一つとして、令和7年(2025年)8月10日(日)に実施されます。
【本件のポイント】
●近畿大学総合社会学部・村松ゼミが、国際的に評価の高い「瀬戸内国際芸術祭2025」に参加
●香川県女木島の鬼ヶ島大洞窟を音の響きがユニークな「エコー遺産」として、洞窟内でアカペラライブを実施
●学生がアートを通じて瀬戸内海の島の魅力発信事業に協力する、実学教育の取り組み
【本件の内容】
瀬戸内の島々を舞台に3年に一度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」は、平成22年(2010年)にスタートし、国内外100万人規模の観客を集める世界屈指のアートフェスティバルとして国際的に高評価を得ています。
今回で6回目となるこの芸術祭に、近畿大学総合社会学部教授 村松秀とゼミ生が、アーティストとして参加することになりました。
村松ゼミは、トンネルや銭湯、吹き抜けといった「音の響きがユニークな場所」を「エコー遺産」として、アカペラでのコンサートを実施し、その場所ならではのエコーを堪能してもらうことを通じて、地域の新たな文化資源・観光資源を掘り起こす活動を続けています。昨年は大阪市内で開催された「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2024(イケフェス大阪2024)」に関連企画として参加するなど、各所で「エコー遺産アカペラライブ」を展開してきました。
今回の舞台は、芸術祭の会場の一つで、人口120名ほどの小さな島・女木島です。桃太郎伝説に出てくる「鬼ヶ島」の舞台とも言われる女木島の山中には、手掘りで造られたとされる長さ400メートルに及ぶ「鬼ヶ島大洞窟」があります。昭和初期に発見されたこの洞窟を「エコー遺産」として、場所の響きの特性を生かし、女性3人組ユニット「エコーツアークワイヤ」によるオリジナリティあふれる「瀬戸内エコー遺産アカペラライブ!」を開催します。
【ツアー開催概要】
名称:瀬戸内国際芸術祭2025公式ツアー 女木島×「瀬戸内エコー遺産アカペラライブ!」
日時:令和7年(2025年)8月10日(日)9:30~17:30頃
場所:香川県・女木島
スケジュール:9:30  高松港集合
           フェリー定期船にて女木島へ移動、島内アート鑑賞、昼食など
           「エコー遺産アカペラライブ!」実施
            解説/村松秀、司会進行/村松ゼミ生
       17:30 高松港にて解散予定
内容:トンネルや銭湯など音の響きがユニークな建物や空間を「エコー遺産」と名付け、アカペラの歌唱を披露するプロジェクトを各地で展開する「瀬戸内エコー遺産アカペラライブ!」(村松秀+近畿大学総合社会学部ゼミ生)が、女木島に登場。鬼ヶ島大洞窟内で女性3人組ユニット「エコーツアークワイヤ」のアカペラライブを鑑賞する特別ツアーです。一日かけて女木島の作品をゆったりと鑑賞し、宿泊施設「umiyado鬼旬」での食事もついた、夏の女木島大満足ツアーです。
対象  :一般の方(募集定員30名、要事前申込)
参加費用:12,900円(税込、昼食、高松~女木島の往復フェリー代、島内貸切バス代含む)
     ※ツアーガイドが同行。
     ※オプションで「作品鑑賞パスポート」(オールシーズンパスポート)
      5,500円(15歳以下無料)も購入可能。
申込方法:「たかまつう」WEBサイトより申込み https://takamatsuu.com/setouchi-artfest
お問合せ:「たかまつう」(株式会社穴吹トラベル)
     TEL(087)826-7557 E-mail:info@takamatsuu.com
【瀬戸内国際芸術祭2025】
瀬戸内の島々を舞台に、3年に一度開かれる現代アートの祭典。春・夏・秋の3シーズンに分かれ、約100日間の会期中に国内外から約100万人もの人々が訪れる。平成22年(2010年)にスタート以来、国際的な評価も極めて高い芸術祭として世界的に知られる。
古来より日本の通運や文化を育み支えてきた瀬戸内の豊かな歴史と価値に思いを馳せ、第1回から変わらず「海の復権」をテーマに掲げる。世界で活躍する気鋭のアーティストたちがこぞって参加し制作するアート作品に触れるだけでなく、島々の人々とふれあい、生活や食なども堪能していく瀬戸芸の旅は、世界のツーリズムからも大きな注目を集めている。
第6回目となる「瀬戸内国際芸術祭2025」では、瀬戸内の島々と沿岸部、全17エリアが会場となる。作品数は255、イベントは25、参加作家・団体は222、参加国・地域は37(6月27日時点)。
主催       :瀬戸内国際芸術祭実行委員会
会長       :池田豊人[香川県知事]
総合ディレクター :北川フラム[アートディレクター]
総合プロデューサー:福武總一郎
ホームページ   :https://setouchi-artfest.jp/
【総合社会学部教授 村松秀のコメント】
世界のアート体験のあり方を変え、ツーリズムのあり方まで変えてしまった、「瀬戸内国際芸術祭」。私自身、2010年の第1回からのヘビーなリピーターであり、瀬戸芸の革新的なアプローチを観客として常に堪能してきました。世界で活躍するアーティストたちがこぞって出展する類を見ないこの素晴らしい芸術祭に、まさか自らが作家側として参加することになるとは思いもよらず、大変光栄であるとともに大きなプレッシャーも感じています。今回、我々がトライしてきた「エコー遺産」という、独特かつまったく新しい文化資源の掘り起こしの取り組みに、芸術祭の皆様が興味を持ってくださり、実現に至りました。瀬戸内国際芸術祭が初回から一貫して掲げる「海の復権」というテーマを胸に、瀬戸内ならではのアカペラライブでエコーをお客様に楽しんでいただき、瀬戸内の存在意義や文化的価値をアップデートしていただけたらこの上ない喜びです。ぜひ多くの方々に、アートツアーにご参加いただけますと幸いです。
【関連リンク】
総合社会学部 総合社会学科 社会・マスメディア系専攻 教授 村松秀(ムラマツシュウ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2784-muramatsu-shu.html
総合社会学部
https://www.kindai.ac.jp/sociology/

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