がん治療中の栄養対策 動画公開&患者交流会 開催報告
リリース発行企業:医療法人医誠会
医療法人医誠会(本社:大阪府大阪市、代表者:谷幸治)は、第210回ホロニクス公開医学講座『あなたの力になる食事とは がん治療を支える食事の工夫』をテーマにi-Mall医誠会国際総合病院 さくらテラス2階サロンで実施。がん治療中に多くの患者さんが悩まされる「がん悪液質」への対策をテーマとした講座動画を公開いたしました。
講座では、管理栄養士より、積極的に摂取したい栄養素や、食欲がないときでも取り入れやすい食事の工夫についてわかりやすく解説し、その模様を8月19日(火)に動画配信しました。
がん患者会「さくらサロン」同時開催
また講座終了後には、がん患者さんと医師や看護師など様々な医療従事者が参加する交流会、がん患者会「さくらサロン」も開催。治療中の不安や日常生活での工夫などについて、和やかな雰囲気の中で語り合い、互いに励まし合う有意義な時間となりました。
和やかな雰囲気の中、参加者さんからは『医療スタッフさんが勢ぞろいの中で楽しくお話をできて、これまで孤独な治療だったけど、気持ちがパーッと明るくなった。気持ちが軽くなって寄り道もしてみた。医誠会国際総合病院に初めて来て、すごい!って思った。』との前向きな意見をいただきました。
YouTubeリンク
YouTube動画 :
https://www.youtube.com/watch?v=fn7smcHDg5U
ホロニクス公開医学講座の詳細
がんの進行にともなって、「がん悪液質(あくえきしつ)」と呼ばれる、筋肉量が減少する状態がみられることがあります。食欲低下や体重減少が続くことで体力が落ち、化学療法や放射線治療の継続が難しくなるため、早い段階での栄養対策がとても大切です。
本講座では、がん悪液質とはどのような状態かをわかりやすく解説し、その予防や進行を遅らせるために日々の食事でできる工夫をご紹介します。ご本人はもちろん、ご家族や支援者の方にも知ってほしい内容です。がんと診断されたその日からできること、前向きな生活を送るためのヒントをお伝えしています。
目次
1.がん悪液質とは?
2.早期発見のためのセルフチェック
3.がん悪液質を予防する食事
4.体調が悪い時の食事の工夫
がん相談支援センター
医誠会国際総合病院では、がん患者さんをサポートする体制をさらに充実させるため「がん相談支援センター」を開設しております。がん情報をまとめた冊子の配布や、相談窓口の設置をしており、より多くの患者さんが安心して相談できる環境を提供します。
また、医療スタッフ同席のがん患者会「さくらサロン」を定期的に開催し、がん患者さんの交流、情報共有の場を提供しています。
他には、がん治療を継続しやすい環境を提供することを目的に、放射線治療・化学療法を受けるがん患者さん向けの無料送迎サービスを提供しています。
●詳しくはこちら https://www.iseikaihp.or.jp/visit/cancer_support/index.html
医療法人医誠会
医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は46診療科、総職員数1,971 名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療DX、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。
地域医療に貢献するとともに、2024年12月にはJCI認証を取得、国際医療ツーリズムにも挑戦します。
また、救急医療では、24時間365日の体制で救急医療を提供しています。初期救急から2.5次救急患者を対象に診療を行い、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車7台(ドクターカー4台・救急車2台)、医師9名、看護師30名、救急救命士25 で、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに、様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗する救急救命士3名体制の医誠会無料救急搬送を行い、広域医療に取り組んでいます。
※ 2025年4月現在