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近畿大学病院の移転に伴い、190名の入院患者様を新病院へ 約600名の医療スタッフが連携し、約7時間で一斉に移送

リリース発行企業:学校法人近畿大学

令和7年(2025年)9月に実施した放射線治療装置搬出の様子
令和7年(2025年)9月に実施した放射線治療装置搬出の様子

近畿大学病院(大阪府大阪狭山市)は、堺市泉ケ丘駅前に開設する「近畿大学おおさかメディカルキャンパス」への移転に伴い、令和7年(2025年)11月1日(土)に、190名の入院患者様を大阪狭山市から堺市泉ヶ丘の新病院へ一斉に移送します。
※移送の患者数については現時点での想定であり、変更になる場合があります。
【本件のポイント】
●令和7年(2025年)11月1日(土)、大阪狭山市から堺市泉ヶ丘に近畿大学医学部・病院が移転
●190名の入院患者様を、約600名の医療スタッフなどが連携して約7時間で一斉に移送
●PET/CT装置などの大型の医療機器に加え、医学部の実験設備なども順次移設
【本件の内容】
近畿大学は、大阪市中心部から約30分でアクセスできる南海泉北線「泉ケ丘駅」前に「近畿大学おおさかメディカルキャンパス」を開設し、医学部と近畿大学病院を移転します。全国的にもまれな医療圏をまたぐ大学病院の移転に向け、現在、設備等の移設を段階的に進めており、このたび、入院患者様の移送を実施します。
今回の移送では、対象となる転院や一時退院が難しい入院患者様190名に約600名の医療スタッフが連携して、安心・安全を最優先しつつ、約7時間かけ1日で一斉に実施する計画です。
患者様の搬送車両には医師・看護師はじめ医療者が同乗し、移送中の容体変化にも迅速に対応できる体制を整えています。移送ルートは警察・消防との連携のうえ検討しており、今年8月から患者移送のシミュレーションを開始しました。10月18日(土)には2回目の大規模なシミュレーションを予定しています。
近畿大学病院は、移転を契機により質の高い医療を提供するとともに、教育・研究環境を一層充実させ、南大阪地域の医療水準向上と災害医療体制の強化に貢献します。
【患者移送】
日時  :令和7年(2025年)11月1日(土)9:00~16:00
現病院 :近畿大学大阪狭山キャンパス
     (大阪府大阪狭山市大野東377-2、南海高野線「金剛駅」下車、バス約15分)
新病院 :近畿大学おおさかメディカルキャンパス
     (大阪府堺市南区三原台1丁14番1号、南海泉北線「泉ケ丘駅」から徒歩約6分)
移送距離:約4.6km
移送対象:入院患者様 190名
     うち重症患者様 21名(人工呼吸器等が必要な患者様)
     ※現時点での想定人数であり、変更になる場合があります。
医療スタッフ:約600名
稼働車両  :約40台
【新病院概要】
病床数   :800床
診療科   :
標榜診療科35科
内科、循環器内科、糖尿病・内分泌内科、消化器内科、血液内科、脳神経内科、腫瘍内科、呼吸器内科、感染症内科、腎臓内科、精神科、小児科、外科、消化器外科、小児外科、脳神経外科、心臓血管外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉・頭頸部外科、産婦人科、放射線診断科、放射線治療科、麻酔科、形成外科、リハビリテーション科、救急科、緩和ケア内科、漢方内科、歯科、矯正歯科、歯科口腔外科、病理診断科
※標榜診療科とは厚生労働省に届け出た診療科名であり、院内の表記とは一部異なります。
患者数   :入院 1日平均760人見込、外来 1日平均2,300人見込
主な施設認定:
特定機能病院、災害拠点病院、臨床研修指定病院、地域がん診療連携拠点病院、がんゲノム医療拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院、大阪府アレルギー疾患医療拠点病院、大阪府難病診療連携拠点病院、地域周産期母子医療センター、大阪府小児中核病院
【関連リンク】
医学部
https://www.kindai.ac.jp/medicine/
大学病院
https://www.med.kindai.ac.jp/

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