一人暮らしの学生・留学生5,000人に米3㎏を無償提供 米の価格高騰のなか、卒業生の協力で学生に合計15tを支援
リリース発行企業:学校法人近畿大学

学生に無償提供する金賞健康米3kg
近畿大学(大阪府東大阪市)は、卒業生の同窓会組織である「近畿大学校友会」の支援により、一人暮らしの学生・留学生5,000人に対し、農学部が技術協力して開発された金賞健康米を1人3kg(合計15t)無償配付します。令和8年(2026年)1月9日(金)の東大阪キャンパスを皮切りに、おおさかメディカル、奈良、和歌山、広島、福岡の全6キャンパスと併設学校の学生に、米を届けます。
昨年まではレトルト食品や缶詰などの食料品を配布しており、学生への食材配布の取り組みは今回で5年連続となります。
【本件のポイント】
●卒業生の同窓会組織である「近畿大学校友会」が、米の価格高騰で経済的に困窮する学生を支援
●一人暮らしの学生5,000人に対し、金賞健康米1人3kgを無償配付
●東大阪、おおさかメディカル、奈良、和歌山、広島、福岡の全6キャンパスと併設学校で実施
【本件の内容】
本学ではこれまでにも、コロナ禍や物価高騰の影響で困窮している一人暮らしの学生に対して食料品配付などを行い、学生の生活を支援してきました。
今年度は、米の価格高騰のなか学生・留学生5,000人に対し、本学卒業生の同窓会組織である「近畿大学校友会」の支援を受け、1人3kg(合計15t)の米を無償配付します。農学部が技術協力して開発した金賞健康米を、近畿大学校友会のオリジナルエコバッグに入れて配布します。
【開催概要】
対象 :一人暮らしの学生、大学院生、留学生等(通信教育部、科目履修生は除く)
配布数 :6キャンパス、併設学校 合計5,000人
提供食材:金賞健康米 3㎏
配布方法:各キャンパスにて先着順に直接配布
【各キャンパス・併設学校の日程等】
<東大阪>
日時 :令和8年(2026年)1月9日(金)11:00~17:00
場所 :近畿大学東大阪キャンパス 2号館1階 実学ホール
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
配付数:2,800袋
<和歌山>
日時 :令和8年(2026年)1月14日(水)12:00~15:00
場所 :近畿大学和歌山キャンパス 2号館2階 第2会議室
(和歌山県紀の川市西三谷930、JR阪和線「紀伊駅」からバス約25分)
配付数:400袋
<福岡>
日時 :令和8年(2026年)1月14日(水)10:00~14:00
場所 :近畿大学福岡キャンパス 3号館1階 キャリアプラザ
(福岡県飯塚市柏の森11-6、JR福北ゆたか線「新飯塚駅」からバス約5分)
配付数:400袋
<広島>
日時 :令和8年(2026年)1月15日(木)12:00~15:00
場所 :近畿大学広島キャンパス 多目的ホール
(広島県東広島市高屋うめの辺1、JR山陽本線「西高屋駅」からバス約5分)
配付数:650袋
<名張>
日時 :令和8年(2026年)1月19日(月)11:30~12:30
場所 :近畿大学工業高等専門学校 本館2階 大会議室
(三重県名張市春日丘7-1、
近鉄大阪線「名張駅」からバス約8分「近大高専前」下車)
配付数:50袋
<大阪狭山>
日時 :令和8年(2026年)1月22日(木)12:15~13:00
場所 :近畿大学附属看護専門学校 助産学科棟2階実習室
(大阪府大阪狭山市大野102-1、
南海高野線「金剛駅」または泉北高速線「泉ケ丘駅」からバス約15分)
配付数:40袋
<おおさかメディカル>
日時 :令和8年(2026年)1月22日(木)16:40~17:30
場所 :おおさかメディカルキャンパス
(大阪府堺市南区三原台1-14-1、南海泉北線「泉ケ丘駅」から徒歩約6分)
配付数:100袋
<奈良>
日時 :令和8年(2026年)1月27日(火)11:30~15:30
場所 :近畿大学奈良キャンパス 多目的ホール つながる館
(奈良県奈良市中町3327-204、近鉄奈良線「富雄駅」からバス約10分)
配付数:500袋
※九州短期大学、水産実験場でも1月末までに合計60袋を配布予定。
【近畿大学校友会】
昭和4年(1929年)に創設された近畿大学卒業生の同窓会組織で、全卒業生を対象に国内外で多くの支部を構成し、会員相互の親睦を図り、母校の発展に寄与することを目的に活動しています。59万人を超える卒業生を取りまとめ、地域・職場での先輩・後輩・同期生間の校友ネットワークづくりをサポートしています。
近畿大学校友会公式サイト:https://kindai-koyu.jp/
【金賞健康米】
近畿大学農学部応用生命化学科教授 白坂憲章を中心とするグループが技術協力し、米穀卸売業の幸南食糧株式会社(大阪府松原市)、精米機メーカーの株式会社サタケ(広島県東広島市)と共同開発した精米法を用いた米です。
従来の精米法ではビタミン類やミネラル分などの栄養成分が糠と一緒に取り除かれていましたが、「金賞健康米」は栄養成分を残して精米する技術によって、栄養価を高く保つことに成功しました。また、食品分野での応用例が少ないイメージング質量分析(MALDI-IMS)という手法を用いて、栄養素が米のどの部分に分布しているかを明らかにし、栄養成分を豊富に残したまま白い炊きあがりとなる白米の開発に成功しました。
この精米法を用いて、「ゆめぴりか」「あきたこまち」「はえぬき」「森のくまさん」などの地域を代表するブランド米が「金賞健康米」として販売されています。
【関連リンク】
農学部 応用生命化学科 教授 白坂憲章(シラサカノリフミ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1058-shirasaka-norifumi.html
校友会
https://kindai-koyu.jp/
農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/










