大阪メトロの5駅で万城目学さん書き下ろし短編小説を無料配布　沿線が舞台

　大阪メトロの5駅が3月18日から、万城目学さんが書き下ろした連作短編小説「みをつくし戦隊メトレンジャー」を順次無料配布する。

　
みをつくし戦隊メトレンジャー

　
　「みをつくし戦隊メトレンジャー」は、「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」「プリンセス・トヨトミ」などで知られる大阪出身の作家・万城目学さんが書き下ろしたオリジナル小説。大阪の平和と秩序を守るため「みをつくし戦隊メトレンジャー」として悪の組織と戦う5人のヒーロー＆ヒロインが織りなす、万城目ワールド全開のユーモアあふれる人間ドラマで、大阪メトロとその沿線を主な舞台に実在する大阪の地名や沿線のディープなスポットが多数登場するという。

　配布日と配布場所は、御堂筋レッド編（3月18日～御堂筋線中津駅南改札外）、谷町パープル編（3月25日～谷町線四天王寺前夕陽ケ丘駅北東改札外）、中央フォレストグリーン編（4月1日～中央線朝潮橋駅東改札外）、長堀鶴見緑地イエローグリーン編（4月8日～長堀鶴見緑地線蒲生四丁目駅西改札外）、今里オレンジ編（4月15日～今里筋線清水駅改札外）。発行部数は各5000部（全2万5000部）。

　万城目さんは「現代の大阪を舞台に文章を書くのは、実に『プリンセス・トヨトミ』以来、13年ぶりのことになります。こんな5人がいたら楽しいだろうな、と想像しながら、メトロの色から、駅から、その土地から、存分にアイディアをいただき、５つの変テコな物語を紡いでみました」とコメントを寄せた。

「みをつくし戦隊メトレンジャー」専用サイト：https://osakachikasetsu.jp/

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