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間寛平さんが33年ぶりに座長を務めた吉本新喜劇

間寛平さんが33年ぶり吉本新喜劇座長 なんばグランド花月

 なんばグランド花月(大阪市中央区)で5月18日、間寛平さんが33年ぶりに座長を務めた吉本新喜劇の公演が始まった。

 

寛平さんが杖を振り回して大暴れ
寛平さんが杖を振り回して大暴れ

 2月から新喜劇のGM(ゼネラルマネージャー)を務めている寛平さんは、1970(昭和45)年に新喜劇に入団してわずか4年、 24歳という若さでの座長に就任したレジェンド。

 

辻本茂雄さん、間寛平さん、内場勝則さん
辻本茂雄さん、間寛平さん、内場勝則さん

 初日第1回公演は、内場勝則さん、辻本茂雄さんの座長経験者や若井みどりさん、やなぎ浩二さんらベテラン勢、信濃岳夫さんや住吉大和さんら若手たちが見事に融合。寛平さんは、登場するなり杖を振り回して大暴れし、辻本さんとの絡みではノンストップでボケまくり、百戦錬磨の辻本さんもタジタジにさせた。打ち合わせなしで、ほとんどがアドリブだったという。

 

間寛平さんが33年ぶり吉本新喜劇座長
アキさん、浅香あき恵さんも出演

 公演終了後に囲み会見が行われ、寛平さん、内場さん、辻本さん、信濃さん、住吉さんが出席。舞台の感想を聞かれた辻本さんは「久々に緊張感とワクワク感があった。寛平兄さんとはいっさいネタ合わせがないので、どんなボケが飛び出すかドキドキハラハラしながら、ホントにおもしろかったです」。内場さんは「何とか1時間ちょっとで終わってよかった。1時間半とか2時間になったらどうしようかなと思って。寛平さんがしゃべり出すと、まわりが目をバチバチっと見合わせながら“どこで終わらす?”みたいなアイコンタクトが激しかった」と振り返った。

 

吉本新喜劇
パワフルなドタバタ劇を展開

 寛平さんは「うっちゃん(内場)とか辻本とか、信濃にしても、一生懸命筋を運んでくれてツッコんでくれて、自由にさせてくれるから安心してできる。ホントに感謝してます」と共演メンバーに感謝。「新喜劇は大阪の宝やから、何とか皆さんに喜んでもらえるようにがんばってせないかんと思って、毎日のように考えている。(住吉を指して)こういう子をどんどん育てていかなアカン。僕だけではどうしても無理なので、(内場や辻本ら)先輩みんなにかわいがってもろて、後を継いでいけるようにとがんばってます」とGMとしての心境も語った。

 

取材に応じる辻本茂雄さん、間寛平さん、内場勝則さん
取材に応じる辻本茂雄さん、間寛平さん、内場勝則さん

 寛平さん座長の公演は今月24日まで。

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  • 間寛平さんが33年ぶり吉本新喜劇座長
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