IVE SDD 2023

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FM大阪「LIVE SDD」に1万人来場　9組のアーティスト出演

　大阪城ホール（大阪市中央区）で2月18日、FM大阪主催のライブイベント「LIVE SDD 2023」が開かれ、約1万人が来場した。

　「LIVE SDD」は、FM大阪が「飲酒運転撲滅」を唱えるプロジェクト「STOP! DRUNK DRIVING PROJECT」の集大成となるイベント。2007年から毎年、大阪城ホールで開催されている（2021年はオンライン開催）。今年も新型コロナウイルス感染症対策で観客の声出しは禁止だったが、コロナ禍前と同様に約1万人の観客を動員した。

　当日は、SDDプロジェクト・プロジェクトリーダーのSTARDUST REVUE、TRFや、SOPHIA、矢井田瞳さん、家入レオさん、超特急、鈴木愛理さん、MA55IVE THE RAMPAGEが出演。シークレットゲストとして、森高千里さんも登場した。各アーティストは歌唱後、観覧客とともに「STOP! DRUNK DRIVING」の掛け声で、「飲酒運転撲滅」を訴えた。

9組のアーティストが出演

　「LIVE SDD 2023」トップを飾ったのは、SDDプロジェクト・プロジェクトリーダーのTRF。「SDDメッセンジャー、頼んだよ～！」という掛け声で「BOY MEETS GIRL」を歌い、1曲目から会場の熱を上げると、観客はステージに向かって黄色いハート型のSDDメッセンジャーカードやペンライトを掲げ、盛り上がった。最後にはヒット曲のひとつ、「survival dAnce ～no no cry more～」を披露し、ライブのオープニングを華々しく飾った。
　

　２組目には、新メンバー4人が加入し9人体制となった超特急がメンバーカラーの衣装に身を包んで登場。「NEW WORLD」「超えてアバンチュール」をノンストップで披露。「飲酒運転撲滅を願う者は頭振ってくれ～！」と叫び、9人でステージをめいっぱい使った迫力のあるステージを届けた。最後には「みなさん交通ルールを守りながらも、自分たちの夢に真っ直ぐ進んでいけるよう披露したいと思います！」と「Burn!」を歌い、「飲酒運転はダメだというバッテンを作るよ～！」と叫ぶと観客はメンバーの振りに合わせて大きくバッテンを作って一体感のあるステージを作り上げた。

　パフォーマー5人によるHIPHOPグループ、MA55IVE THE RAMPAGEがLIVE SDD初出演。パワフルな歌とキレキレのダンスで迫力満点のステージを届け、「STOP！DRUNK！DRIVING！皆さんこの言葉を胸に一緒に盛り上がって行きましょう！」と昨年リリースした「LIT」を含む3曲を披露。トークパートでは、「SDD、ルールやマナーを守っていただければと思います」と飲酒運転撲滅を呼びかけた。

　一昨年ぶりの出演となる鈴木愛理さん。観客に「clap～!」と呼びかけ、「rescue」を披露。「私、実は大阪城ホールで歌を歌うのがこの瞬間が初めてなんです！」「2年前はオンライン配信で開催のLIVE SDDに出演しましたが、大阪城ホールで歌えて嬉しいです！」と喜びを語った。ラストは、特別上映版「かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-」エンディングテーマの「heart notes」を歌い、会場を温かく包み込んだ。

　家入レオがさんが昨年に続き8回目の出演。まずは、代表曲「未完成」を含む2曲をノンストップで感情たっぷりに歌い上げた。「360度ステージですが楽しんでますかSDD！」と、「空と青」を客席を360度見渡しながら、観客に語りかけるように歌い上げた。トークパートでは、「未来に向けて前向きに一人一人が飲酒運転はしないことを心がけていって欲しいなと思います」と熱く語った。

森高千里さんがシークレットゲスト　

　森高千里さんがシークレットゲストとして出演。ステージに登場すると、会場からは拍手とどよめきが沸き起こった。LIVE SDDのへの出演は2014年ぶりで、その際もシークレットゲストとして登場。「私も毎日のように運転しますが、お酒を飲んだら運転しないという意識をみなさん改めて大切にしていきましょう。」と語り、「渡良瀬橋」「私がオバさんになっても」などヒット曲3曲を披露し会場を大いに盛り上げた。

　SDDプロジェクト・プロジェクトリーダーのSTARDUST REVUEは、「大阪ネオン・パラダイス！行ってみよう～！」と、「銀座ネオン・パラダイス」を熱く歌い上げた。「今日はSDDへのみんなの想いを重ねて全国へ届けたいと思っております」と語り、メジャー・デビューシングル「シュガーはお年頃」を披露。観客は身体を揺らして懐かしいサウンドを楽しんだ。

矢井田瞳さんとSTARDUST REVUEがコラボ

　矢井田瞳さんはSTARDUST REVUEとコラボ。根本要さんが「矢井田瞳、ヤイコ～！」と呼びかけると、「ハロー大阪～！楽しんでますか～！」の掛け声とともに矢井田さんがステージへ登場し、1曲目の「Look Back Again」から会場のボルテージを上げた。「スタレビのみなさんと一緒のステージに立てるのは多幸感いっぱいで、今日もとても楽しみにしていました」と嬉しそうに語った後、「駒沢公園」をしっとりと歌い上げた。最後は、「大阪のみなさ～ん、カモーン！」と、LIVE SDD恒例の楽曲「愛の歌」でこの日限りのスペシャルなコラボレーションを届けた。

　ラストのアーティストはSOPHIAが登場。松岡充さんは「SOPHIAのライブはみんなヒマワリを持参してくれるのですが、今日は黄色いSDDメッセンジャーカードがヒマワリに見えます」と語ると、観客はヒマワリやカードを高らかに掲げた。「ここに咲くヒマワリたちに送ります！」と「ヒマワリ」を熱く歌い上げ、会場を魅了した。トークパートでは、「このライブがあるからこそ気付ける、誰かにアドバイスできるきっかけになる最高の時間です」とLIVE SDDへの想いを語った。そしてラストは、SOPHIAとSDDシンフォニックオーケストラの特別コラボレーションで、SOPHIAの名曲「夢」を披露し、「争いになるような運転はやめよう！」など飲酒運転撲滅のメッセージとともに、会場にこの日限りしか聴くことのできないサウンドを届けた。

　最後は出演者全員がステージに登場し、SDDシンフォニックオーケストラとクワイヤーをバックに「Heal the World」を熱唱。飲酒運転撲滅への熱い想いを胸に、「LIVE SDD 2023」は幕を閉じた。

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