KANA-BOON、BURNOUT SYNDROMES、矢井田瞳が出演　大阪府支援の無観客ライブ配信

　BIGCAT（大阪市中央区）で6月7日、大阪府が主催する無観客ライブ配信「大阪府文化芸術活動（無観客ライブ配信）支援事業 PR LIVE -ACCESS CODE OSAKA!-」が開かれた。当日は大阪にゆかりの深い、KANA-BOON、BURNOUT SYNDROMES、矢井田瞳さんが出演。瞬間視聴者数の合計は3組で2万人以上、延再生回数は約6万3000回にも上った。

　大阪府内の劇場や演芸場、ライブハウスなどの施設では、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言の解除を受け、一部に営業再開の動きはあるものの、なおも休止前と同じような営業は困難な状況にることから、大阪府がこうした施設が文化の発信拠点としての社会的な役割を継続できるよう、無観客ライブ配信事業の立ち上げ・普及を支援するため、「大阪府文化芸術活動(無観客ライブ配信)支援事業」を実施。この補助事業の趣旨などを広く周知し、府民に自宅に居ながらにして文化芸術を楽しんでいただく機会を提供するとともに、各施設の取り組みを促進するため、無観客によるプロモーションライブを開催した。
　
　当日はクラスター発生時にいち早く店名を公表するなど感染拡大の防止に貢献した大阪市内のライブハウスをはじめ、在阪のFM局やコンサートイベンターなどが一丸となって運営を行い、会場には大阪府の吉村洋文知事も視察に訪れた。

　
　矢井田さんは「大阪出身のいちミュージシャンとして、今回お呼びいただいて本当に嬉しく思ってます。まだまだ全国的にも苦しい状況下の方がたくさんいらっしゃると思うんですけど、それでも心は前向きに、今できるベストを探しながら、いろんなことにトライして日々を前に進めていけたらいいなと思ってます。一緒に乗り越えましょう」と呼び掛けた。

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