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ガール・ウィズ・バルーン

ガール・ウィズ・バルーン

バンクシーの代表作と言える本作は、イギリス人の間で特に人気が高く、様々な解釈を生んでいます。飛んでいく風船に喪失感を感じる人がいれば、自由を感じる人もいます。はじめてこのモチーフが描かれたロンドン市内の壁には、「ゼア・イズ・オールウェイズ・ホープ(いつだって希望はある)」という言葉が別の誰かによって書き加えられました。のちにバンクシーは、ほかの場所でもこの絵を描いています。「#WithSyria」キャンペーンのときには、ストリートに投影もされました。2018年には、ロンドン・サザビーズのオークションに出品された当作品が、オークション中にバンクシー自身の仕掛けた機械によって切り裂かれまた。「シュレッダー事件」と呼ばれるこのエピソードは「美術史においてライブ・オークション中につくられた初の作品」と言われるようになり、後日、切り裂かれた作品は《ラブ・イズ・イン・ザ・ビン(愛はごみ箱の中に)》とバンクシー自身に名付けられました。

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  • バンクシー展 天才か反逆者か
  • ガール・ウィズ・バルーン
  • ラブ・イズ・イン・ジ・エア
  • ケイト・モス
  • ウェルカム・トゥ・ヘル

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