大阪を知れば、もっと大阪が楽しくなる

ウェルカム・トゥ・ヘル

ウェルカム・トゥ・ヘル

バンクシーの作品にはストリート・アートのシンボルであるネズミが頻繁に登場します。
ネズミがそう描かれるようになったのは「ステンシル・グラフィティの父」として知られるブレック・
ル・ラットの描くネズミが発端だと言われ、労働者階級や弱者などの思いを代弁していると考えられて
います。 バンクシーの「ラット」シリーズは 《ギャングスタ・ラット》や《ラブ・ラット》など、世
界で多数存在していると言われ、できるだけ素早く路上で作品を仕上げるためにステンシル・スプレー
が使用されています。バンクシーの描くネズミは、ストライキでもするかのように看板を持っています。
「 ウェルカム・トゥ・ヘル(地獄へようこそ)」「ビコーズ・アイ・アム・ワースレス(役立たずだか
ら)」 と「ゲット・アウト・ホワイル・ユー・キャン(逃げ出すなら今のうち)」と訴えているネズミ
たち。これらは、ネズミというモチーフを擬人化し、人々の憤りを表現しています。

PHOTO GALLERY

  • バンクシー展 天才か反逆者か
  • ガール・ウィズ・バルーン
  • ラブ・イズ・イン・ジ・エア
  • ケイト・モス
  • ウェルカム・トゥ・ヘル

シェア

運営者情報