タイルの祭典「CERASTA 2025」名古屋で開催!
リリース発行企業:CERASTA2025実行委員会
タイルメーカーや職人、問屋など職種の垣根を越えた有志で構成される「CERASTA2025実行委員会」は、タイルの祭典「CERASTA 2025(セラスタ)」が、2025年11月7日(金)から9日(日)までの3日間、愛知県名古屋市の岡谷鋼機名古屋公会堂で開催されることをお知らせいたします。
タイル業界の有志が「タイルの魅力を伝え、豊かな暮らしと永続的な業界の繁栄を目指す」という情熱を胸に、自主的に企画・運営しているイベントで、第1回の大阪に続き第2回となる今回は、タイルの産地が集積する中京・名古屋を舞台に、「タイルで未来をつくろ舞い」をテーマにタイルにまつわるシンポジウムや映画上映、職人体験ワークショップやスワールドカップなど多彩なコンテンツをお届けします。今年は新たにタイルと空間デザインの新しい可能性を見つけるU-29の学生コンペ 第1回も開催されます。
※CERASTA (セラスタ) はCeramic Tile Festaの略称

CERASTA 2025 メインビジュアル
■「CERASTA 2025」開催概要
イベント名称 : CERASTA(セラスタ)2025 ~タイルで未来をつくろ舞い~
開催日時 : 2025年11月7日(金)15:00-21:30
(展示15:00~17:30、映画上映18:00~、
アフタートーク20:10~21:10)
11月8日(土) 10:00-20:00
11月9日(日)10:00-17:00
開催場所 : 岡谷鋼機名古屋公会堂4階ホール
(名古屋市昭和区鶴舞1丁目1番3号)
主催 : CERASTA2025実行委員会
内容 : 著名人によるトークイベント、学生コンペ授賞式および講評会、
タイル職人体験ワークショップ、タイル作品の展示など
入場 : 無料(事前登録不要)
オンラインサロンTILE FAN CLUBに入会された方には特典があります。
公式Webサイト: https://cerasta.com/2025
■【11/7】初日のメインコンテンツはタイルにまつわる映画上映
<映画「陶王子 2万年の旅」上映&トークセッション>
柴田昌平×白石普
映画「陶王子2万年の旅」の上映と柴田昌平 監督をお招きしたトークセッションを開催します。
【上映】
18:00~19:50(110分)※観覧は先着順。
ビデオレター出演:のん

ビデオレター出演:のん
【トークセッション】
20:10~21:10(60分)
【あらすじ】
これは一杯の「器」の向こうにある2万年の物語。
「僕の父は炎、僕の母は土。父と母はどのように出会い、僕は生まれたのだろう?」
星空のもと、盃を重ね自問するのは、器の精霊“陶王子(とうおうじ)”。陶磁器でできた人形アニメーションのキャラクター・陶王子の夢物語として映画は展開していく。縄文から、中国、メソポタミア、ギリシャ、エジプト、果ては西洋のマイセンまで。地球上の人類の知恵を集めながら発展し、現代ではファインセラミックスとして人類を宇宙にまで連れて行くことになった「焼き物」=「セラミック」をめぐる、壮大な人類史を描き出す。
陶王子2万年の旅 公式サイト https://www.asia-documentary.com/ceramics/

映画「陶王子 2 万年の旅」上映&トークセッション
■【11/8】2日目は建築・美術系の注目のトークイベント開催
<アーティストセッション『美術を愛でタイルを知る』>
彩蘭弥×Marino×吉永美帆子
11月8日(土)13:00~14:30
セラミックタイルは耐久性を誇り建築物を守るための建材でありますが、建築物を彩る化粧材、景観材でもあります。
今をときめく美術家たちの生き方や仕事への向き合い方を通して、本来あるべきタイルの美しさとは何かをセッションしていただきます。

アーティストセッション『美術を愛でタイルを知る』
<表彰式&トークセッション 『the TILE competition ~お風呂をかんがえる~』>
小山薫堂×大西麻貴×竹口健太郎×座間望×白石普
11月8日(土)15:00~16:30
もっと陶芸としての魅力がタイルにあっていいのではないか。未来を担う建築家やデザイナーの卵たちにタイルに興味を持ってもらい、記憶に残る空間を考えてもらいたい。長く愛される建築とタイルを作ってもらいたい、そんな想いから企画されたthe TILE competition。
審査員として小山薫堂氏(湯道文化振興会 代表理事)、大西麻貴氏(建築家)、竹口健太郎氏(建築家)、座間望 氏(インテリアデザイナー)、白石普 氏(タイル職人)の計5名を会場に迎え、受賞作品の講評と応募者である学生の皆さんへ未来に向けたメッセージを語ります。

表彰式&トークセッション『the TILE competition 〜お風呂をかんがえる〜』
<授賞式&講評『スワールドカップ2025』>
鈴木啓太×中村ジュンコ×桑田卓郎×尾之内明美×岩井利美
11月8日(土)17:30~19:00
第1回目の大阪で好評を博したタイル職人もタイル愛好家もタイル作家もタイルメーカーも巻き込んだ全てのタイル人の頂点を決める大会が再び開催されます。今大会では公平性の高い審査員制度を採用しました。8日は3名の審査員(中村ジュンコ氏、尾之内明美氏、岩井利美氏)と鈴木啓太氏をzoomでつなぎ、力作について語ります。
第2回の開催では美しくタイリングできるトリスケル型の座面を採用し、展示すると隣に少しずつ干渉するため創作テーマを「調和」としました。
「宇宙=Cosmos」の語源はギリシャ語の「Kosmos=調和」に由来し、「化粧品=Cosmetics」も同じ「Kosmos=調和」から派生しています。タイルによって美しく化粧されたトリスケルの椅子で創られる宇宙空間をぜひ会場でお楽しみください。

授賞式&講評『スワールドカップ2025』
■【11/9】3日目はプロフェッショナルの技と知識に触れる
<釉薬座談会『焼物の色を支える名脇役』>
松崎一×中根利幸×水野晶太
11月9日(日)10:30~12:00
焼き物の色は、「釉薬」と「土」の相性で決まります。焼き物の産地が近い名古屋開催だからこそ実現したディープな人選で、焼き物の「色」について、とことん語り尽くします。

釉薬座談会『焼物の色を支える名脇役』
<左官・れんが・タイル 土のインスタレーション>
久住有生×高山登志彦×白石普
11月9日(日)13:00~15:00
左官・久住有生 氏、れんが・高山登志彦 氏、タイル・白石普 氏という各分野を牽引する職人のライブパフォーマンスを開催します。8日(土)かられんがを積みはじめ、9日(日)13:00~15:00に左官とタイルで仕上げます。生涯「見習い」と自負する3人のコミカルなトークと華麗なる技を間近で見られるまたとない機会です。

左官・れんが・タイル 土のインスタレーション
■イベント期間中楽しめる常設コンテンツも盛りだくさん
<Exhibition『TILE Discovery Tour』>
2025年11月7日(金)~11月9日(日)終日
土を掘り、水を与え、色を施し、火と交わり、彩を成す。そんなタイルの成り立ちをCERASTAの展示と出展社の方々の展示とを調和させ、来場者が楽しみながらタイルを学べる空間をつくっていきます。
<タイル職人体験『CERASTA Artigiano』>
大阪で大反響となったタイル職人体験を名古屋でも開催します。また、日本れんが協会のご協力のもと、レンガ積みパフォーマンスも開催。
受付:先着順
※参加人数によって早期〆切の可能性があります。
<公式グッズ・タイル販売『CERASTA BAZZAR』>
~タイルが買える ! グッズが買える ! みんな満足して帰る!?~
CERASTA公式グッズや会場限定タイルを販売。また、TILE FAN CLUB会員はすべての商品を会員割引価格で購入できる特典があります。
■CERASTA2025に込められた想い
「創造の交差点」
火と土が語り合う中部の地には静かに息づく陶の記憶があります。
瀬戸は千年の時を超えて「せともの」の名を冠し、本業敷瓦が空間に詩を刻むように壁や床に静謐な美を宿してきました。常滑は登窯の炎が生んだ力強い造形で都市の風景に深みを与え、多治見は美濃焼の繊細な技をモザイクタイルへと昇華させ昭和の建築に夢と色彩をもたらしました。
これら三つの産地が紡いだタイルは、光と影をまとい空間に幻想を描く芸術となります。名古屋という創造の交差点で伝統と革新が響き合いタイルの美と魂が解き放たれる時…
本祭典は地域の記憶を讃え未来へとつなぐタイル芸術の祝祭です。
どうぞ火と土が紡ぐ幻想の世界に五感で触れてください。
CERASTA2025実行委員会 会長 杉山 義幸
【CERASTAロゴマークの由来】
高温で焼くことで強度を増し、長く暮らしに寄り添うセラミックタイルという建築資材を、火に飛び込み永遠の生命を得るという不死鳥『フェニックス』 になぞらえています。
デザインは紙を焼いて表現するアーティストの末房 志野氏。

CERASTAロゴ










