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地球ゴージャス25周年祝祭公演「星の大地に降る涙」 新田真剣佑さんらが意気込み語る

 岸谷五朗さんと寺脇康文さんによる演劇ユニット「地球ゴージャス」の25周年祝祭公演「星の大地に降る涙 THE MUSICAL」の記者会見が2月7日、大阪市内で開かれ、岸谷さん、寺脇さんや同作で主役を務める新田真剣佑さんも登壇した。

 

 2009年に上演された「星の大地に降る涙」を、岸谷さん・寺脇さん以外の全キャストを刷新した同公演。2018年の地球ゴージャス公演「ZEROTOPIA」に続いて出演する新田さんは今回が舞台初主演。そのほか、笹本玲奈さん、松本利夫さん、湖月わたるさん、愛加あゆさん、島ゆいかさん、森公美子さんらが出演する。作・演出は岸谷五朗さん。

 

 同作を再演することについて岸谷さんは「25年、あっという間に寺脇さんと演劇ユニットを組んで経ちました。25周年を周りの方々がおめでとうと言ってくださいまして、せっかくなので25周年に再公演をしようと企画したところから、リクエストが多いのがこの『星の大地に降る涙』でした。11年前ですが、この作品のテーマ性はおそらく、今の世界の状況のほうがこの演劇をぶつけるのに相応しいなと。そのことは寂しいですが、反戦をテーマにした作品です。そしてよりエンターテインメントが含まれた『THE MUSICAL』として蘇ります。楽曲を2倍くらいやりますし、東京では舞浜アンフィシアターというエンターテインメントをやるには本当に相応しい、そして逆に言うと手強い劇場でまず1カ月半やります。そして我々が愛する大阪、フェスティバルホールに乗り込んで来ます。東京(千葉)でたくさんの公演数を重ねてから大阪に来るので、クオリティの高いものが発表できるのではないか」と話した。

 

 新田さんは「僕がロスにいた12歳ぐらいの時に偶然見た映像が、後でわかったのですが『星の大地に降る涙』の初演の映像で、すごい縁を感じました。しかも(主役の)シャチ役でオファーをいただき、夢のようなお話。今回やっと舞台稽古に参加させていただいて、とにかくやることがたくさんあって、本当に役者ができる全てが詰め込まれている舞台だと思います。歌、ダンス、芝居、殺陣もありますし、アクションもありますし、それを舞台でどれだけブラッシュアップして皆さんに見ていただけるか、とても楽しみにしています。是非来ていただいたら」と呼び掛けた。

 

 寺脇さんは「五朗ちゃんと僕は11年前と同じ、僕はザージャというタバラ族という中のリーダー的な存在で、五郎ちゃんはトドという日本人で記憶を失くした男。シャチは新たに新田真剣佑、以前は(三浦)春馬がやっていた役をやっていただき。キャストは一新しているので、前回は前回の良さがあったけども、今回はまた違ったセッションが稽古場でできているなという気持ちで、人が変われば接し方も変わってくるというか、内容ももちろん変わってきます。全体の空気感も全然違います。11年前と同じになってしまってもいいと思うし、変わるところがあってもいいと思う。今やれるベストを尽くそうとやっている。アクションの質が落ちた、ギャグの質が落ちたと言われないようにベストな状態に持っていっているので、楽しみにしてください」と力強く語った。
 

 岸谷さんは「シャチは真剣佑しかいないなと、芝居はもちろんですが身体能力、歌、踊り、立ち回り、全ての総合力をもってシャチを演じきれるのは真剣佑しかいない。真剣佑のシャチを想像して台本を書いた」と話し、新田さんは「頑張らないといけないところが多すぎて。先ほども言った、芝居、歌、ダンス、殺陣の4つがぎゅうぎゅうに詰められた舞台なので、本当はすぐ帰って稽古したい」と意気込みを語った。
 
※大阪公演は中止となりました(4月18日発表)。

地球ゴージャス25周年祝祭公演「星の大地に降る涙 THE MUSICAL」

【東京公演】2020年3月10日(火)~4月13日(月) 舞浜アンフィシアター

【大阪公演】2020年5月3日(日)~5月14日(木) フェスティバルホール

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