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抗ウイルス・抗菌加工の作業(昨年6月撮影)

近鉄、車両の抗ウイルス加工が新型コロナウイルスを99.9%以上減少

 近畿日本鉄道が2月8日、全車両に実施したコーティング加工で新型コロナウイルスが24時間で99.9%以上減少する効果が確認されたことを発表した。

 

 近鉄は昨年、車内衛生環境の向上を目的として全車両(約1900両)に抗ウイルス・抗菌を目的としたコーティング加工を実施した。

 

 これまでも同コーティング加工でインフルエンザウイルスなどに効果が確認されていたが、今回は施工会社の清華堂が外部機関に依頼し、ISO 21702試験法によって得られた試験結果により、この加工面において、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が24時間で99.9%以上減少する効果が確認されたことが発表された。
 
 抗ウイルス剤でコーティング加工された、一般車両のつり革・手すり・座席など、特急車両の手すり・座席・テーブルなどに、ウイルスや菌が接触すると、そのタンパク質が変性し、結果として特定のウイルスや菌を減少させるという。

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